子育て情報誌『まみたん』の5月号に、帝塚山学院小学校の神原利浩校長先生との対談が掲載されました。
帝塚山学院小学校 神原校長先生と対談しました
神原校長
私が校長に着任してから、どの教科においても子どもたちが主体となる協働学習※の仕組みが定着してきたように思います。最近ではその成果として子どもたちから授業が楽しいという声を聞く機会が増えたように感じています。
島田先生
学校の学習スタイルの変化は入試の内容にも影響しますか？
神原校長
そう言われてみれば、ペーパーテストが得意で面接が苦手なタイプよりもペーパーテストが平均的でも、面接の受け答えや話を聞くことができる子どもの方が本校とご縁をいただくことが多くなったように思います。今年の入試にも聞くことを大切にする考えは反映されていました。
島田先生
なるほど。塾の生徒にもペーパーテストは得意だけど話を聞くことが苦手なタイプの生徒はいますね。高学年になって成績が伸びる生徒の特長としては話を聞くことができたり謙虚な姿勢の生徒のような気もします。
神原校長
「話を聞く」「我慢をする」などはしつけにもつながる部分ですので、受験を考えている保護者の皆様には家庭でのお子さまとのかかわりを大切にしてほしいですね。
子どもが出来ることに手を貸さずじっと待つことや、できないことを責めたりせず辛抱強く待って、観察することを心がけて欲しいと思います。
※協働学習＝生徒のグループ作業を中心に生徒同士が話し合いをしながら答えを出す学習方法
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